我只在乎你
鄧麗君
4:13冷たい雨に濡れながら さまよう仔犬みたいに わたしは捨てられたのね 理由も話さず 行きかう人は急ぎ足 家路をたどるけれども わたしは雨の街角たたずむ あの日のようにあなたもう一度だけ わたしの唇をふさいでほしい そして嘘だとわたしのこの身体 息も出来ないぐらい抱いてよ 冷たい雨に傘の花 咲かせてくれた人さえ 今では探せはしないこの街 冷たい雨は降り続く 涙がかれるときまで わたしのこの悲しみを 知るように あの日のようにあなたもう一度だけ わたしの耳もとで名前を呼んで そして嘘だとわたしのこの髪に そっと指をうずめて抱いてよ 冷たい雨に傘の花 咲かせてくれた人さえ 今では探せはしないこの街