Last Train At 25 O'Clock
Lamp
4:24夜の影が窓を叩く 星屑の町を満たす 君のもとへ 微睡みに落ちてゆく 虹色のネオン都市パレード 戻らぬ愛を待つ恋人は 夢の続きを探すように密かに瞳閉じた 優しい目眩 光が震える 忘れかけのメロディーと 抽象のポエジー 書き留めて 夜の影が窓を叩く 星屑の町を満たす しじまの中 人欠片のはぐれ雲が千切れた 思い出のような椅子に腰掛け 藍色の空を指で切り取った 水辺に揺れてる静かな花が 夢見るように咲いたなら 洩れだすボサノパ 遠い潮騒 あぁ 夜は深過ぎて君を 隠してしまう 季節の中に 100マイルの月灯りが時計の針を狂わせた 「ノスタルジア」 (ひび割れた)街灯に滲んだ 霧のように消えていく君はどこへ (静けさが)肩の上に降り積もる