硝子の夜 - Garasu No Yoru

硝子の夜 - Garasu No Yoru

Nao Toyama

Длительность: 4:11
Год: 2022
Скачать MP3

Текст песни

夜の端っこに 沈み込んでいる
行く宛をなくした 言葉の束

波に揺られてる 日々の澱の様に
心の奥の方に 隠れてる

鏡が映し出す 微かな想い

煌めいた舞台の上で
幻の欠片を集めて
燃える様に生きた

降り注ぐ光に紛れ
消えていく 夢を 少し思い出す

夜を滑っていく 無数の泡の中
行く先を忘れた 願い事は

余計なもののない 足りないもののない
重さのない国で 旅をしている

物語には語り部がいて
ショーウィンドウに切り取られた

鏡に移った身体
なぞる指先が まだ少し熱くて

硝子の舞台の上で
君の手を握った 掌
燃える様に 僕ら

降り注ぐ光はやがて 消えていく
君をまっすぐ見ている

硝子細工の世界は今も
まだ 夢を見ている

ああ 反射する光の波を泳ぐ
まだ 夢を見ている