きえない
Nomelon Nolemon
3:41真夜中の乾く月 ブランコの水色 夕方の足跡 誰も居ないよるよる あぁ 軋ますベンチの隙間が静けさを頬張るよるは 規則を持つ風が吹けば正しくスカートが揺れる 肌を凍ます季節によって思い出すこと 鳴り止まないメロディと虚しいよる 寂しげなひかりが影を描く ひとりじゃないよとなぐさめるように きみがぼやけてみえなくなるまで ただそれをみていた願うように 本当は解っていたの もうきみは居ないこと 真夜中の乾く月 ブランコの水色 夕方の足跡 きみの居ないよるよる あまい涙のせいで思い出すこと 色彩のないキャンバスに描くよるよる あぁ きみがぼやけてみえなくなるまで ただそれをみていた願うように 本当は解っていたの もうあさは来ないこと 軋ますこころの隙間でつめたさに絡まるよるは 記憶がうつくしくひかる やさしくスカートが揺れる あぁ きみがぼやけてみえなくなるまで ただそれをみていた願うように 本当は解っていたの もうきみは居ないこと またね ああ なにもないよる よる よる あぁ