Coral Tide
Omoide Story
3:09君が脱いだ靴下がまだ 床に落ちているそのままに 冷たい風が部屋を抜けて あの日の温もり思い出す 話し足りなかった夜のこと 笑い合った小さな約束 何気ない日々の隙間に 君の香りが染み込んでる すれ違う季節の中で 君はどこへ歩いていくの? 答えのないまま時間だけが 優しく僕を包み込む まだ冷めない その足跡 君のぬくもり そっと感じて 靴下の中 暖かさだけが 僕の心に残り続ける 夜空に浮かぶ月を見て 君の笑顔を思い浮かべる 何度も繰り返す思い出が 心の中で静かに揺れる 時が過ぎても色あせない 君と過ごした温かな日々 靴下の中に残るぬくもりは 永遠の証しのようで 寒い冬の朝が来ても 僕はひとりでも歩いていく 靴下の温もり胸に抱いて 君への想いを紡いでいく