東京一年生 - Tokyo Ichinensei
Takehara Pistol
5:14全てを見尽くしたふりをして、全てを聞き尽くしたふりをして、走り方を忘れたふりをして、叫び方を忘れたふりをして 執着もできず、投げやりにも出来ず、文字通り"適当"にうめぇことやって、茶化して無理に微笑んでみたところで そこに見えるのはただひたすらに瞼の裏っ側であり、明日じゃない、そんなのは明日じゃない ほんとは覚えているだろ ほんとは覚えているだろ ド派手に真っ向から立ち向かって、しかし、ド派手に真っ向からブッ倒されて、歪んで、霞んで 欠けた視界の先にあるそれこそが、正真正銘、挑み続けるべき明日だってことを さあ、もう一度立ち上がろうぜ。そしてまた、どこまでも拳を伸ばそうぜ ダウン! から カウント 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 までは、哀しいかな 神様の類に問答無用で数えられてしまうものなのかもしれない だけど、カウント10だけは、自分の諦めが数えるものだ ぼくはどんなに打ちのめされようとも、絶対にカウント10を数えない 確かに誰に頼んで鳴らしてもらったゴングじゃない。例えば季節のように、いつの間にか始まっていた戦いなのかもしれない しかも運やら縁やら才能やらといったふわついた、しかし、絶対的に強大な事柄がどこまでも付き纏う ちっともフェアじゃない戦いなのかもしれない だからと言って、不貞腐れて、もがきもせず、あがきもせず 例えば季節のように、いつの間にか終わるのだけはまっぴらごめんなんだ 誰かが言ってた。人生に勝ち負けなんてないんだと。確かにそうなのかもしれない しかし、人生との戦いにおける勝ち負け、ニアリーイコール、自分との戦いにおける勝ち負けはやっぱりあると思う オレは絶対に負けたくねぇから、どんなに打ちのめされようとも、また立ち上がって、またどこまでも拳を伸ばす ちなみに話は変わらないようで変わりますが、ぼくは"人生に勝ち負けなんてないんだ"という人の人生に 心を動かされたことは、一度たりとも、無い ほんとは覚えているだろ ほんとは覚えているだろ ド派手に真っ向から立ち向かって、しかし、ドに真っ向からブッ倒されて、歪んで、霞んで 欠けた視界の先にあるそれこそが、正真正銘、挑み続けるべき明日だってことを さあ、もう一度立ち上がろうぜ そしてまた どこまでも拳を伸ばそうぜ ダウン から カウント 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 までは、哀しいかな 神様の類に問答無用で数えられてしまうものなのかもしれない だけど、カウント10だけは、自分の諦めが数えるものだ ぼくはどんなに打ちのめされようとも、絶対にカウント10を数えない カウント 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 さあ、もう一度立ち上がろうぜ、もう一度、どこまでも拳を伸ばそうぜ カウント 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 どんなに打ちのめされようとも、絶対にカウント10を数えるな