Harehare Ya

夜の街迷いし穢れの乱歩
何処から来たのよ 見窄らしいね
ねぇ うちにおいで 温めてあげるよ
今までよく頑張ったよね
此処らで休んでみませんか
ゆっくり話をしませんか

とりあえず今夜は安心さ (hah-ah)
足跡は雪が消していた
声はひどく傷んだ
(乾いた 乾いた)
遠くの狐がこんこんと (hah-ah)
僕達を探しているようだ
そっと息を潜めた
このまま このまま行こう

凍てつく雪の中で
確かな熱を帯びた
呼吸をして 声を焼いて
燃えた 燃えた 禊の火

さぁ 縁の垣根を超えて
貴方をもっと知りたい
言えないまま 言えないまま
いつの間にか雪は 雨になりました

夜明け前あなたは早々と (hah-ah)
此処から出て行ってしまった
あんなに泣いていたのに
(溢れた 溢れた)
今までありがとさんなんて (hah-ah)
言わないでよ置いてかないで
きっと帰れやしない
このまま このまま

いつか夢で会えても
貴方にゃきっと届かない
僕は此処で 僕は此処で
袖を脱がしながら 帰りを待つだけ

さぁ 宴のたけなわ超えて
生きてみようか今更
禊の火は 禊の火は
雨に 雨に 濡れていた

晴れた 晴れた 朝ぼらけ
見てるかな