Our Destiny
Solomon (Va: Kazuki Kawata)
4:04アスモデウス「いや、絶対僕のサプライズプレゼントの方がいいって!」 ソロモン 「アスモ、ルシファーに用があるんだけど、どこに…」 アスモデウス「何そのマモンのアイディア、全然ダメ!」 ソロモン 「おっと、ごめんよ。電話中だったか…」 アスモデウス「あっソロモン、ちょうどよかった。この前、勉強教えてもらったお礼にソロモンへのサプライズプレゼントを考えてたんだけど、マモンの案がちんぷんかんぷんで…」 ソロモン 「ははは…」 アスモデウス「僕はソロモンと契約してるから、僕の方が絶対ソロモンのこと知ってると思うんだよね」 ソロモン 「その前にサプライズの意味知ってる…?」 アスモデウス「そうだ、ソロモン!ソロモンクイズを僕に出してよ!」 ソロモン 「え?ソロモンクイズ?」 アスモデウス「ソロモンに関するクイズに決まってるじゃん!」 ソロモン 「そんな一般的な言葉…?」 アスモデウス「契約してる僕こそがソロモンを1番分かってるって、D.D.D.の先にいるマモンに知らしめたいの!」 ソロモン 「ちょっとまだ掴みきれてないけど…アスモの想いもありがたいし…。やろうか、ソロモンクイズ!」 アスモデウス「やったー!もしもしマモン、これからソロモンが、自分に関することを自分で問題にして、他人に答えさせるゲームを始めるよ」 ソロモン 「いや、そんな言い方されると…」 アスモデウス「え?何マモン?痛い…?僕が契約してるソロモンに対してなんてこと言うんだよ!…はい、ソロモン早速出題して」 ソロモン 「あ、やっぱりちょっと…」 アスモデウス「ソロモン!第1問を出して!」 ソロモン 「いやー…恥ずかしいかな」 アスモデウス「ソロモン!第1問!」 ソロモン 「くっ…う、うん…えーっと…俺の好きな音楽のジャンルは何でしょう…?」 アスモデウス「うん!いい問題!『契約してる奴は俺の好きな音楽のジャンルなんて知ってて当然』っていうその自信に惹かれる!」 ソロモン 「え、そういうことではないんだけど…」 アスモデウス「答えるね!」 ソロモン 「どうぞ」 アスモデウス「ロック!」 ソロモン 「あ、えーと…不正解」 アスモデウス「えぇー!…うん?もしもし、何?マモン?間違えてるって?…しょうがないじゃん。だってソロモンは『知識の魔術師』なんだよ」 ソロモン 「いや、俺が呼ばれてるのは『知恵の魔術師』で…」 アスモデウス「色んなことに造詣が深いんだ。ロックなんて安直すぎたよ…。きっと僕らには分からない、聞いたことのないジャンルなんだよ」 ソロモン 「え…」 アスモデウス「じゃあ、ソロモン、正解をお願い」 ソロモン 「…クラシック」 アスモデウス「…へっ、へーっ!…そ、そんなジャンルあるんだ。さすが『知識の魔術師』ソロモン!」 ソロモン 「絶対知ってるよね…」 アスモデウス「じゃ、じゃあ、続いて第2問!」 ソロモン 「いや、あのもうやめない?」 アスモデウス「ソロモン第2問!」 ソロモン 「いや、本当に」 アスモデウス「ソロモン第2問!」 ソロモン 「はぁ…。俺が好きなファンタジー小説は何?」 アスモデウス「わー!いい問題!…うん?もしもし、何?マモン?俺その答えが分かる?何言ってんの?契約してないマモンが分かる訳ないじゃん!契約してる僕が答えるから黙ってて!」 アスモデウス「スペースパジャマパーティ、ビューティ大戦争編!」 ソロモン 「不正解…。ていうか、なんだその作品?」 アスモデウス「え!?僕を主人公にした小説だよ!レヴィに書かせたの!も~契約してるんだから知っててよ~!」 ソロモン 「あぁ…逆に。すまない…。正解は『七つの王の物語』」 アスモデウス「次次!ソロモン第3問!ソロモン第3問!ソロ3問!ソロ3問!ソロ問!」 ソロモン 「はいはいはい!俺は!犬派!?猫派!?」 アスモデウス「全く分からない!」 ソロモン 「もう考えもしてない!てか2分の1なんだから、せめて勘で答えろ!」 アスモデウス「はぁ…ダメだ!…ここまで不正解だと…自分が考えてるサプライズプレゼントも少し不安になってきた…」 ソロモン 「どんなプレゼントなんだ?」 アスモデウス「マジョリッシュアニバーサリー限定ネイルポリッシュ全500種!」 ソロモン 「大不正解!てか500種類って…。あとアスモの趣味だし」 アスモデウス「え、もしもし、何?マモン??…いや、何言ってんの!?…ソロモン、マモンがとんでもないプレゼントの提案してるよ…」 ソロモン 「マモンもマモンで怖いな…」 アスモデウス「これだから契約してない悪魔は…」 ソロモン 「ちなみになんて?」 アスモデウス「なんか…『アニメ七王 プレミアム限定ブルーレイボックスセット』だってさ」 ソロモン 「大正解!」