雑音輪舞曲

高く跳ねる指先
綺麗な音を求めて
閉じた目蓋暗闇
続きは夢の中

妬み 恨み 蔑み (罵声)
不快な雑音ばかり
声が響く煩い (嘲り)
理想も遠ざかる

僕以外すべて (まやかし)
愚かしい傀儡 (消えてよ)
誰もが偽物 (ああ) 求もとめてる

何もかもノイズだらけ耳障り

ひとつだけ叶うなら (願う)
痛まず枯れない声を
それ以外はいらない (くだらない)
歌だけが僕の世界

いつか信じた音色
オルゴールが回り出す
弾く鍵に重なる
思い出箱の中

目まぐるしい merry-go-round (見てる)
不気味なドールが嗤う
鮮やかすぎる夢で (ここでも)
僕だけはぐれ者

すれ違う言葉 (どうでも)
クオリアの景色 (いいから)
興味なんてないよもう (ああ) 喋るな

鳴らすほど外れてく見苦しいよ

世界はいつだって 音に溢あふれて
鳴り止まぬすべてに意味があるのなら
喉の奥軋んで (痛いよ) 変わりたくない
このままの自分で伝えたい

La la la la la la!

嘆き叫び後悔
誰もが奏でるノイズ
いつか理解出来たら
メロディー重さねよう

ひとつだけ祈るなら (足掻く)
生きてる限り歌いたい
そのためなら縋るよ (悪夢でも)
これだけは譲れない取り戻せ

その手を (今) 伸ばせ
届けて fine